*ボディー編、下に追加しました
@ 人形の顔の型をとります。(場合によっては手・肩・足も)

モールド(人形の顔型・手型・足型) モールドを開き汚れを掃い、霧吹き 液体粘土は攪拌し、気泡を抜いておく
上記の準備を整えてから、モールディング(型抜き作業)をはじめます。

型の中に粘土を流し込みます 2ミリ程の厚みがついたら しばらく乾燥させて型から外します
余分な粘土を戻します
A 数日、更に乾燥させてから、低温(700度)で焼成します⇒「ソフト・ファイアリング」

数日乾燥 ソフト・ファイアリング後(冷ます) 焼成用の窯⇒「キルン」
B 磨き
ソフト・ファイアをする事で、水の中に入れても溶け崩れません。ここだけは新しい技術です。この事により、「磨き」の
作業が大変、楽になりました。ここでは特殊なヤスリを使い、水の中でパーツをキレイに磨いていきます。10年ほど
前は数日乾燥しただけのものをそのまま磨いていたので、ちょっと力を入れすぎると無残にも砕けてしまうのでした。
C 本焼成の、しめ焼き(8時間かけて1200度まで上げて)焼成します。⇒ビスク・ファイアリング

ビスク・ファイア焼成中 焼成後10時間かけて自然冷却(粘土質→陶器質へ変化)
D しめ焼き後、約10時間かけて温度を下げます。その後、肌色を塗って焼成します。
*肌色=オーバーオールウオッシュ

絵付けに使う絵の具と筆 粉末状の絵の具を溶液でといて 筆で全体にぼかしていきます

これから焼成
E メイクして、焼成

顔をメイク アーム(手)のメーク
顔(ヘッド)や手(アーム)をメイクして焼成⇒Eこれを数回繰り返して、ビスク部分の出来上がりです。
F 出来上がった顔や手をボディーにジョイントして、人形本体の出来上がりです。

顔の裏側から義眼をはめます ボディーとジョイント ⇒ジョイントしました。ヌードです
ソックス・シューズはかせました
G 衣装や下着を縫います。着付けて人形の完成です。

衣装の型紙を作る 出来た衣装を着せる お人形の完成です
人形のボディー編
ここでは、よく使われるビスクドール用のボディーを2つ、紹介します。
@ コンポジション・ボディー
コンポジション・ボディーは最もポピュラーなボディーです。おが屑にニカワなどを混ぜて
作った壊れにくい樹脂(コンポジション)で出来ていて手足の関節と、手足の付け根の
8箇所が、ソケット式のジョイント(関節)になっています。丈夫で、多少の事では壊れ
ません。更に両手首に関節が付いているタイプ(大きいサイズのもの)もあります。

コンポジション・ボディー アンティークドールに使用されて
(ほとんど、既製品です) いるコンポジション・ボディー
A レザー・ボディー(作り方を紹介します)
レザー・ボディーは本来、羊の皮で出来ています。ビスク・ドールの元となったマネキン・
タイプのファッション・ドールと、ベベ・タイプのビスク・ドールの初期の頃の人形に用い
られています。よく知られているのは、ブリュの初期の頃の、ブレベテやサークルドット、
ブリュジュンなどです。

レザー・ボディーの型紙 裁断して並べてみたレザー

立体的に縫い合わせていく (後ろ姿、お尻にマチもあります)

ヘッドとショルダーをジョイントしてアーム(両腕)も差し込む
ボディーにはワイヤーを通し、綿をきつく詰めておく

上の2つを縫い合わせジョイントする こちらがアンティークのレザーボディー
(レザー・ボディーの完成です)